仮定
仮定
とする.このとき
(1)
(2)
(3)
(4)
の値を求めよ.
(解答)
∀-除去
∀-除去
に対して
である.
(1)について
(ア)
より
⇒-導入
⇒-導入
という操作をする.
(イ)
より
⇒-導入
⇒-導入
である.(ア),(イ)の論証に仮定はないので,∀-導入適用可能である.したがって
∀-導入 (ア)
∀-導入 (イ)
を得る.
(2)について
(1)による
より
⇒-導入
⇒-導入
と表す.(1)と同様の理由で
∀-導入
と成る.
(3)について
より
⇒-導入
⇒-導入
である.(1),(2)と同様に
∀-導入
と書ける.
(4)について
より,これまでと同様にして
∀-導入
で表示できる.▢
☆補足
とはどういう意味か?
i.e.
であるから
である.つまり,を仮定するとが導出される,という意味だ.同じくしてを仮定すると,が導き出されるので
は正しいことがわかる.