線形代数学
とする.このとき ∀-除去 ∀-除去 と置く.に対して 平行移動 をして和をとれば と書ける.ここで とすると である.そして,仮定はないので∀-導入可能であるから ∀-導入 同様にしてについて 平行移動 をして と置けば が成立する.したがって ∀-導入 である.
∀-除去 ∀-除去 とする.このとき なのだろうか? (証明の方針) に対して,平行移動をすると であり,和をとれば と表される.いま ① ② ③ の3通りが考えられる.欲しい結果は②だが,①と③をどう考えればよいのだろうか.まだわからない.
とする.このとき が成立する. (証明の方針) ∀-除去 と置く.に対して 平行移動 である.そしてより と表示できる.推論中に仮定はないので,∀-導入可能.したがって ∀-導入 が成立する.